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薬院法律事務所

刑事弁護

身体不拘束の被疑者と弁護士の接見


2021年11月22日読書メモ

在宅事件で取り調べ中の被疑者に、弁護人が接見を求めた場合に接見ができるかどうかという論点。

いまなお時々接見させない捜査官がいて問題になっていますが、実務上は「会わせなければいけない」で決着がついています。例として警視庁の文献を引用します。

リーディングケースは福岡高判平5.11.16判タ875号117頁です。九州管区警察学校編『要点整理 捜査手続法』(大商印刷,1998年12月)でも言及されれていました。

★警視庁刑事部刑事総務課編『実務(36) 捜査手続』(警視庁,2015年7月)20頁

【〔事例5〕 身柄不拘束の被疑者を取調べ中、弁護人が接見を申し出た場合

X署A警部補は、収賄事件の被疑者甲の任意出頭を求め、出頭した甲を取り調べていたところ、甲の妻から弁護人として選任を受けたB弁護士が来署し、甲との接見を申し出た。
この場合、A警部補は、 B弁護士の申出を甲に取り次がなくてはならないか。

答 取り次がなければならない。そして、甲が希望すれば、接見させなければならない。】