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薬院法律事務所

刑事弁護

飲酒運転において重要な情状


2021年11月20日読書メモ

吉田誠治『新版補訂5版 記載例中心 事件送致の手引』(東京法令出版,2019年6月)389頁

にこういった記載がありました。

時々メルカリなどで見かける本です。警察官向けの本ですが、捜査段階における情状弁護の参考になります。

【(2) 飲酒運転において重要な情状
飲酒運転には,酒気帯び運転と酒酔い運転とがあるが, いずれの場合においても, 同種前科を含む交通関係前科の有無,最終の同種前科からの経過期間,常習性の有無,検挙時のアルコール濃度,再犯のおそれなどが重要な情状となるほか,特に酒酔い運転においては,検挙時の運転状況(例えば,本記載例のような蛇行運転等の異常な運転をしていたか否か),具体的な危険性の程度も情状として重視される。
また,例えば,被疑者が検挙時にアルコール検知を拒否する態度を示したり,警察官に暴言を吐くなどの悪質な言動があれば, これらも情状に影響するので,併せて記載すべきであろう。
なお,飲酒運転の常習性については,被疑者の自白のみに頼らずに,例えば,被疑者の行きつけの飲食店,家族及び勤務先の同僚等からできるだけその裏付けを得て,客観的に立証するよう努めるべきである。】