「職務質問のススメ~職務質問ができれば警察人生は前途洋々!!~第1回 職務質問の基本」広島県警察技能指導官(職務質問)小夫家和俊ほか 警察公論2017年5月号
2018年07月20日読書メモ
警察公論2017年5月号。職務質問のススメを読みたくてバックナンバーを買いました。
「職務質問のススメ~職務質問ができれば警察人生は前途洋々!!~第1回 職務質問の基本」広島県警察技能指導官(職務質問)小夫家和俊
「毎朝鏡を見て笑顔の勉強をする。話し上手な人は相手に上手く話をさせる人。キャッチセールスは「~でお困りじゃないですが」と問いかけている。自分のペースで質問に答えさせて、言わせたい(同意の)方向に会話をコントロールする。相手が嫌ですと言えないように、また言う暇もなく次々と質問して答えさせるのがキャッチセールスの手法。柔らかい話し方で、相づちをうつ。ニュースは幅広く目を通して色々な話題を知っておく。ふみよの原則は守る。」
「地域捜査官のための捜査書類作成ガイド~検察官はここを見る~ 第5回 供述調書(2)」東京地検公判部長 波田野正典
「供述調書の作成等に係る金言あれこれ」
『取調べは、被疑者の言い分をそのまま聞くだけの事情聴取ではないから、矛盾点や不審点があれば追求する必要がある。また、供述調書は、取調べによって得られた供述を録取するものであり、その供述をそのまま代書する供述書ではない。』→この辺りが供述調書が取調官の作文と言われるゆえんです(^0^;)
『被疑者の供述調書には、何かをしたことや何かがあったことばかりでなく、時には、何かをしなかったことや何かがなかったことを録取すべき場合がある。あったことの立証よりも、なかったことの立証が難しく、公判での被疑者の新たな弁解に備える必要がある』
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