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薬院法律事務所

『やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』

2018年07月20日弁護士業・雑感

社会的成功をおさめるために必要なことは、飛び抜けた才能ではなく「やり抜く力」。才能×努力=スキル、スキル×努力=達成。究極的関心を明確にして、自らの行動のひとつひとつについてその目的を問いかけることで無駄な努力をなくすことができる。やり抜く力は意識的に伸ばすことが出来る力。情熱をもてる仕事を見つけることが重要。メガ成功者は常に「カイゼン」を続けている。

内容そのものは、わりと多くのビジネス書で触れられていることです。ですが、この本は学者の研究結果としての書籍なので、3つの良い点があります。

1つめは、成功者の自伝に良くある不要なノイズがそぎおとされ、社会的成功者の共通点を導いていることです。2つめは、実証研究によりその信用性が支えられていることです。
そして3つめは、どうやったらその力を身に付けられるか、が具体的に書いてあることです。これは成功者の自伝では大体根性論、心構えで済まされているところです。

究極的関心の話は、まるで同友会の経営理念と経営指針のようだと思いました。

なお、タイトルでは誤解を持たれるかもしれませんが、根性論、精神論の話ではありません。「頑張るんだ!」ではなく、「どうやったら頑張れるか」ということを突き詰めている本です。

まだ粗削りな感じはありますが、ドラッカーの「経営者の条件」を彷彿とさせる良い書籍でした。おそらく、今後また改訂されて完成度が増していくと思います。

https://www.diamond.co.jp/book/9784478064801.html