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薬院法律事務所

刑事弁護

恩田剛「ある日の令状面接室~適正な令状請求を目指して~ 第25回不同意わいせつ罪・不同意性交等罪」警察公論2023年10月号


2024年01月31日読書メモ

虚偽申告であることが強く疑われる性被害の訴えに基づいて逮捕・勾留された事案をベースに、警察官や裁判官、弁護人や被疑者の言動が会話形式で紹介されています。この連載で初めて弁護人が出てきたのではないかと思いますが、積極否認を勧めて、最終的に不起訴処分となっています。

 

【今回の事案は、私が実際に弁護人として弁護活動をして不起訴処分を得た事例をもとに作成したものです。】とのことですので、虚偽申告であることが強く疑われる性被害の訴えでも、逮捕・勾留・勾留延長までされてしまうことがある、それでもきちんと否認することで不起訴になることは期待できる、という意味で被疑者・被告人への説明にも使える内容だと思いました。

 

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