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薬院法律事務所

企業法務

【解決事例】建築士に対する不当な損害賠償請求に対して、低額の解決金で和解しました


2024年08月15日企業法務

【相談前】

建築確認申請を行った建築士に対して、虚偽の内容の建築確認申請が行われて損害を被ったということで多額の賠償請求訴訟がなされていました。

【相談後】

そもそも建築確認申請にあたっては施主の印鑑が必要であるので、虚偽の内容であれば気づかないのはおかしいと思いました。とはいえ、「素人なので分からなかった。」などといわれると難しいところもあります。しかし、依頼者の会社に訪問して実際の作業風景も確認し、綿密に調査をしたところ、施主の主張には誤りがあると確信することができました。その後、逆に不当訴訟を理由に提訴し、最終的には極めて低額な解決金で和解することができました。

【弁護士からのコメント】

近時、専門家は高い説明責任を負わされる傾向があります。特に相手方が消費者であった場合はなおさらです。信頼関係があると思っていても、思いもかけない形で裏切られるということはあることです。丁寧にリサーチをしたことにより、施主の主張の誤りを立証することができました。

 

建築確認申請(福岡市)

https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/shinsa/life/sinsaosirase.html

申請できる人
建築主または築造主
委任を受けた代理人