依存症者を治療につなげる 対人援助職のための初期介入(インタベンション)入門
2018年07月20日刑事弁護
良書でした。具体例も示して、依存症の方が立ち直るためにどのように関わるべきかということが書かれています。
依存症は進行していきますので、底つき体験になる前に介入をはかるのが重要です。しかし、本人が治療を拒否している場合にどう関わるのかが難しいところ。そこを分かりやすく書いていました。
もちろん、弁護士は精神科医でもカウンセラーでもないですし、救うといったことは出来ません。でも、学ぶのと学ばないのでは、依頼者の将来に与える影響が違ってくると思います。
誠実に深い関心を持つこと、批判しないこと、正直であることが大事なようです。心がけます。