新人弁護士向けの刑事弁護のお勧め本紹介(刑事弁護)
2025年03月25日刑事弁護
岡本貴幸『図表で明快!擬律判断 ここが境界-実務刑法・特別刑法-【第2版】』(東京法令出版,2024年4月)
https://www.tokyo-horei.co.jp/shop/goods/index.php?13341
令和5年刑法改正に対応した警察官向けの解説書です。「警察実務」において参照される文献としてチェックです。
幕田英雄『捜査実例中心刑法総論解説(第3版)』(東京法令出版,2022年10月)
https://www.tokyo-horei.co.jp/shop/goods/index.php?10825
警察官向けに刑法総論を解説した文献です。法律論の解説のみならず、捜査すべき事項についてまで言及している点に特色があります。警察宛の「擬律判断に関する意見書」を作成する際にも参考になります。
司法研修所検察教官室『捜査実例中心刑法各論解説』(東京法令出版,2020年5月)
https://www.tokyo-horei.co.jp/shop/goods/index.php?13620
捜査研究の連載をまとめた書籍です。前述の捜査実例中心刑法総論解説の対になる文献を目指して書かれたもので、学説・裁判例にも幅広く目配りをしています。捜査のポイントに触れている点も良い。
植村立郎編『刑事事実認定重要判決50選(上)《第3版》』(立花書房,2020年3月)
https://tachibanashobo.co.jp/products/detail/3598
植村立郎編『刑事事実認定重要判決50選(下)《第3版》』(立花書房,2020年3月)
https://tachibanashobo.co.jp/products/detail/3599
刑事事実認定のスタンダード判例集です。脚注も充実しており、事実認定を争うためにはこの一冊からという本です。
田中康郎監修『令状実務詳解〔補訂版〕』(立花書房,2023年4月)
https://tachibanashobo.co.jp/products/detail/3843
高麗邦彦・芦澤政治編『令状に関する理論と実務Ⅰ』(判例タイムズ社,2012年8月)
https://www.hanta.co.jp/books/3246/
高麗邦彦・芦澤政治編『令状に関する理論と実務Ⅱ』(判例タイムズ社,2013年1月)
https://www.hanta.co.jp/books/6131/
持っていない弁護人はいません。
杉山徳明ほか編著『令状請求ハンドブック〔第2版〕』(立花書房,2021年9月)
https://tachibanashobo.co.jp/products/detail/3708
髙森高徳著・澁谷博之補訂『Q&A実例逮捕・勾留の実際〔第2版補訂〕』(立花書房,2022年5月)
https://tachibanashobo.co.jp/products/detail/3773
伊丹俊彦監修『捜索・差押ハンドブック(第2版)』(立花書房,2023年6月)
https://tachibanashobo.co.jp/products/detail/3858
令状請求に関する警察官向け基本書です。
長沼範良ほか編著『警察基本判例・実務200(別冊判例タイムズNo.26)』(判例タイムズ社,2010年2月)
https://www.hanta.co.jp/books/3260/
やや古い判例集ですが、判例百選などに掲載されていない実務家向けの判例が充実しています(還付請求拒否に対する準抗告等)。解説は裁判官、警察官僚、検察官が主です。