書籍紹介 福岡県弁護士会編『弁護士を生きるPart.1』(弁護士業・雑感)
2018年10月25日弁護士業・雑感
福岡の大御所弁護士が、それぞれの体験を語りこれからの弁護士の目指すべき姿についてメッセージを送るという本です。卓話会をベースにしているので、読みやすく、本音を感じられるのが面白い。10年前の本ですが、今でも通用する話です。
北海道弁護士会連合会によるPart.2もあります。
某所で弁護士にとって一番大事な能力は何かという話があったので、そういえば春山先生が何かおっしゃっていたな・・・と思い読み返しました。
春山九州男弁護士
『後進へのメッセージ
「弁護士には、輝くような学歴も頭脳もいらない。求められるのは、人を思いやる誠意である」。これは、私の指導担当弁護士の教えである。つまり、「大抵のことは本に書いてある。法廷は次の期日まで約1ヶ月あるから、その間に考えれば答えは何とかなる。それより依頼者に心を寄せて、肩の荷物を一緒に背負ってやることが大事。」依頼者の心に残る仕事を目指して欲しい。』