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薬院法律事務所

弁護士紹介

弁護士 鐘ケ江 啓司(かねがえ けいじ)福岡県弁護士会

弁護士 鐘ケ江 啓司

2010年登録。福岡・薬院で執務し、刑事弁護を中心に、交通犯罪、薬物事件、財産犯、少年事件、企業不祥事に関わる案件などを取り扱っています。
福岡県内に限らず、九州各地、東京・神奈川・大阪・京都・愛知・静岡など、全国各地の刑事事件についてご相談・ご依頼を受けてきました。

 

私が重視しているのは、刑事事件を法律論だけで見ないことです。
刑事弁護では、条文や判例の理解は当然として、警察・検察が事案をどう見ているか、どの段階で何を重く見るか、報道や身柄拘束が本人の生活にどう影響するかまで踏まえて対応しなければ、依頼者にとって本当に意味のある弁護にはなりません。

 

そのため、私は、警察官向け・検察官向け文献、警察教科書、警視庁刑事部の資料、各地の迷惑行為防止条例の逐条解説などを継続的に収集・研究してきました。
捜査機関の思考や運用を理解することは、依頼者に有利な着地点を探るうえで重要だと考えているからです。
近年は、警察の報道発表を踏まえた実名報道回避のための弁護活動についても研究・実践を続けています。

 

刑事弁護で重視していること

 

1 早期解決
被疑者・被告人となること自体が、本人にも家族にも大きな負担です。
私は、無罪判決を獲得した事案もありますが、刑事弁護の理想は、いたずらに長期化させることではなく、可能な限り早い段階で適切な解決を実現することにあると考えています。
不起訴、逮捕回避、身柄解放、報道回避を含め、依頼者にとって何が最善かを見極めて動きます。

 

2 事案ごとの最善手を考えること
刑事事件に万能の正解はありません。
争うべき事件、早期示談を急ぐべき事件、勤務先や家族対応を先行すべき事件、報道回避が最重要となる事件など、優先順位は事案によって異なります。
私は、事実関係、証拠関係、捜査状況、本人の希望を踏まえ、その事件にとって最も合理的な方針を考えます。

 

3 依頼者とご家族への配慮
刑事事件は人生の一大事ですが、それでも人生そのものではありません。
事件後の生活をどう立て直すかまで視野に入れ、依頼者本人だけでなく、ご家族にとっての負担や不安にも目を向けながら対応したいと考えています。

主な実績・活動

・特殊詐欺事件で一審無罪判決を獲得
・速度違反事件で高裁無罪判決を獲得
・覚醒剤取締法違反事件で、強制採尿令状発付の違法が認定された事案を担当
・『季刊刑事弁護』にて、オービス事件無罪判決や警察の報道発表回避に関する論考を執筆
・福岡県弁護士会の新人研修等で講師を担当
・労働法分野でも弁護士向けゼミ講師を担当した経験あり

自己紹介

弁護士になってから今日まで、私は一貫して、難しい局面にある人に対して、いま何ができるかを考えることを仕事にしてきました。

 

刑事事件について相談に来られる方の多くは、人生で初めて警察や検察と向き合うことになります。
何が起こるのか分からず、不安の中で、インターネット上の断片的な情報だけを見て、さらに混乱してしまう方も少なくありません。

 

だからこそ私は、相談の段階から、見通しをできるだけ具体的に伝え、取るべき行動を整理し、依頼するかどうかを含めて冷静に判断できるようにしたいと考えています。
複数の事務所に相談したうえで依頼してくださる方がいるのも、その点を評価していただいているからだと思っています。

 

派手な言葉で不安をあおるのではなく、事案を正確に見て、必要な手を打つ。
その積み重ねで、依頼者にとって少しでも良い結果につなげたいと考えています。

主な取扱分野

交通犯罪(酒気帯び運転、ひき逃げ、無免許運転等)
薬物事件(大麻自己使用、覚醒剤等)
窃盗・詐欺・横領等の財産犯
少年事件
企業不祥事・従業員不正に関わる刑事対応
犯罪被害者側の告訴・被害申告に関する相談
交通事故、企業間紛争その他の民事事件

事務所としての強み

1 早期解決を重視します
刑事事件では、長引かせないこと自体が重要な価値です。
不起訴、逮捕回避、早期の身柄解放、報道回避など、依頼者の生活へのダメージを最小限に抑えることを重視しています。

 

2 警察・検察実務を踏まえて動きます
警察官向け・検察官向け文献、警察実務資料、迷惑行為防止条例の逐条解説などを継続的に収集・研究し、捜査機関の視点を踏まえて弁護方針を組み立てています。

 

3 難しい局面に対応してきた経験があります
無罪判決の獲得、令状発付の違法が認定された事案、報道回避に関する実践と論考など、争点の難しい事件にも取り組んできました。

 

4 全国対応が可能です
福岡を拠点としつつ、遠方の在宅事件にも対応しています。
地域に関係なく、相談すべき弁護士を探している方からのご連絡を受けています。

 

5 依頼者とご家族の負担まで見据えます
刑事事件は法的問題であると同時に、生活と仕事の問題でもあります。
処分の見通しだけでなく、家族対応、勤務先への影響、今後の生活再建まで視野に入れて助言します。

刑事事件は、人生の一部ではあっても、人生のすべてではありません。
重大な局面だからこそ、冷静に事案を見極め、必要な行動を、必要な順序で積み重ねることが重要です。
一つひとつの事件に、最善の弁護を尽くします。

 

鐘ケ江 啓司弁護士

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主な経歴

福岡県生まれ

所属団体・役職

2012年  5月 福岡県弁護士会労働法制委員会委員
2012年 12月 九州IT法研究会会員
2015年  4月 福岡県弁護士会中小企業法律支援センター委員
2015年  4月 福岡県弁護士会刑事弁護委員会委員

所属弁護士会

福岡県弁護士会

弁護士登録年

2010年

職歴

2010年 12月 春山法律事務所勤務(〜2012年12月まで)
2012年 12月 薬院法律事務所を開設

学歴

2002年  3月 久留米附設高等学校卒業
2006年  3月 九州大学法学部卒業
2009年  3月 九州大学法科大学院卒業

主な案件

2011年 12月 道路交通法違反(無免許運転)、自動車運転過失傷害(軽傷)で懲役1年執行猶予4年の再度の執行猶予付判決
2010年3月に無免許運転・酒気帯び運転で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受け、執行猶予中でした。国選弁護事件だったため、高裁では別の弁護人が就任して、実刑判決となっています。
2016年 9月 特殊詐欺事件(受け子)無罪判決(福岡地判平成28年9月12日最高裁判所刑事判例集71巻10号551頁)
国選弁護事件で、一審から上告審まで担当しました。一審では無罪判決でしたが、高裁、最高裁では残念ながら逆転有罪判決となっています。
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=87302
2019年 11月 道路交通法違反(速度違反)無罪判決(福岡高判令和1年11月14日高等裁判所刑事裁判速報集(令1)号535頁)
高裁から弁護人として参加し、無罪判決を獲得しました。顔画像鑑定に関する重要な裁判例となっています。
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=89060
2020年 12月 覚せい剤取締法違反事件で令状発付の違法認定(福岡地判令和2年12月21日最高裁判所刑事判例集76巻4号430頁)
国選弁護事件で、前例のない論点での違法収集証拠を主張し、強制採尿令状発付の違法が認定されました。一審は有罪判決でしたが、高裁では別の弁護人が就任して無罪判決となっています。最高裁では逆転有罪となっていますが、全ての審級で令状の発付が違法と認定されています。
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=91131

メディア掲載履歴

2013年  1月 西日本新聞朝刊「ネット人権侵害 深刻」と題する記事にてコメント
2013年  7月 西日本新聞朝刊連載記事「ほう!な話」執筆担当
副題「パワハラ、労働相談を利用して」
2013年 10月 西日本新聞朝刊連載記事「ほう!な話」執筆担当
副題「パワハラ、労災認定の件数増加」
2014年  4月 NHK福岡放送局「おはサタ!」出演
福岡県弁護士会主催の裁判員裁判連続研修につきインタビューを受ける
2019年 11月 TNC「ももち浜ライブ」出演
オービス事件無罪判決獲得の弁護人として出演(解決事例参照)

講演・セミナー

2013年  7月 筑豊地域労働教育講座「これだけは知っておきたい!労働法~あなたの不安を解消します~」
福岡県、飯塚市、福岡県弁護士会主催
2014年  7月 筑豊地域労働教育講座「職場のトラブル防衛術 解雇・雇止め、賃金未払いを雇用形態別に徹底解説」
福岡県、飯塚市、福岡県弁護士会主催
2015年  4月 「大学におけるハラスメント防止と対応~加害者とされないために~」
久留米工業大学教職員研修
2014年  6月 福岡県弁護士会・弁護士会員対象労働法ゼミ講師(年間約10回)
労働事件に精通した弁護士が、【弁護士を対象に】労働法のゼミをするものです。2018年現在5期目。
2022年  3月 福岡県弁護士会新人ゼミ研修講師
2023年度も担当しています(2期目)
2024年  6月 福岡県弁護士会新規登録研修「若手弁護士の心構え」
福岡県弁護士会の新規登録弁護士に、若手弁護士の守るべき倫理や技術の磨き方について講演しました。4期目です。

著書・論文

2020年  1月 季刊刑事弁護101号「オービス画像をもとにした鑑定に疑義を示し高裁で逆転無罪判決を得た事例」
オービス事件無罪判決に対する弁護人のレポートが掲載されました。
2021年  9月 自由と正義2021年9月号「ひと筆 私が古い法律書を買い集める理由」
師匠である春山九州男先生との思い出や、私が古書を買い集めていることを書きました。
2024年  8月 「コラム 修習生の時に出会いたかった本」伊藤健・國富さとみ監修「新版 司法試験に受かったら」
司法修習生向けに、お勧めの法律書や漫画を紹介いたしました。
2025年 1月 季刊刑事弁護121号(2025/1/20発売)「警察の報道発表回避(実名報道回避)のための弁護活動」
警察がマスコミに被疑者・被告人の実名等を報道発表することについて、警察の内部基準を踏まえて、弁護人が報道発表を回避するための弁護活動について解説しています。おそらく前例のない記事です。
2025年 9月 北周士編『先輩弁護士のアドバイスから学ぶ弁護士キャリア失敗事例集』
匿名執筆者として経験談に基づいたコラムを執筆しました。