【解決事例】盗撮事件で、早期に示談をして、釈放してもらいたいという相談
2024年08月15日刑事弁護
※解決事例は実際の取扱事例をモデルにしていますが、特定を避けるため、複数の事例を組み合わせる等した上で、大幅に内容を変更しています。
【相談】
Q、息子が盗撮で逮捕されました。面会も出来ないので、何があったのかわからないのですが、どうすればいいでしょうか。
A、弁護人が警察に打診することで早期に示談することができる場合があります。そうでなくても、示談交渉の準備が出来ていることを示すことで、勾留請求がなされないこともあります。早く対応すべきでしょう。
【解説】
私が以前取り扱った事例をモデルにしています。早速本人と接見して事情を確認しました。盗撮したことは間違い無いということで、警察に対して被害者と示談交渉が出来ないか打診しました。当日に示談が成立し、勾留されずに釈放されました。モデルケースでは、ご家族の迅速な対応が功を奏しました。逮捕は3日間の拘束ですが、勾留となった場合には更に10日間の拘束となります。勾留となれば会社に知られる可能性も高くなりますので、なるべく早く釈放につなげることが重要です。盗撮の場合、身元がしっかりしており、弁護人を選任して示談に向けての活動をしているということであれば、示談が成立していなくても勾留されないこともあります。とにかく、早めの対応が重要になります。
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